花粉症について
こんにちは。院長の立石健人です。
今回はブログ第一弾ということで、何を書こうかと思っておりましたが、最近当院でも急増している花粉症についてコメントします。
花粉症の季節になり、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
花粉の飛散時期は関西地区では2月中旬ごろからであり、当院でも3月に入ってから急激に花粉症の患者さまが急増しています。
現在、日本の花粉症の患者さんは3000万人とも言われており、全人口の約4分の1が花粉症に悩まされていることになります。
花粉症になると、日中に意識がボーっとなったり、夜の睡眠の質を低下させることが報告されているほかに、海外では学業成績にも影響するとデータもあります。
とはいえ花粉からにげることができないのも事実ですね。
ですので、花粉症状が出たら、すぐに投薬を開始しましょう。
花粉症対策は早めのスタートが重要とされており、早期から治療を開始していれば重症化を防ぐことができるとされています。
ただし、今まで治療を行う上での問題点として、「効果のある薬ほど眠けがでてしまう点」がありました。
しかし今年に入り、眠けの少ない著効薬が発売され、当院でも数多くの患者さまにご処方させて頂いております。
実際、私も飲んでみましたが、確かに眠けはなく効果がしっかりしている印象があり、今後は全国的にもニーズが広がっていくのではと考えております。
もちろん重症の患者様に対しては、耳鼻科的な治療介入が必要になることがありますが、早期より治療を開始すれば、内服薬に加え点鼻薬や点眼薬の併用によりコントロールすることが可能であります。
ですので、花粉症にお困りの方は気軽にご相談ください。
一緒に花粉症治療に取り組み、楽しいお花見のシーズンを迎えましょう。